その他の制度
精神障害者保健福祉手帳
精神障害者保健福祉手帳は、一定程度の精神障害の状態にあることを認定するものです。精神障害者の自立と社会参加の促進を図るため、手帳を持っている方々には、様々な支援策が講じられています。
障害年金
病気や怪我等で障害が生じたときに支給される年金を「障害年金」といいます。年金というと老後に受け取るものというイメージがありますが、現役世代でも病気や怪我等で障害が生じれば年金を受け取ることができます。あらゆる病気や怪我が障害年金の対象になります。
特別児童扶養手当
20歳未満で精神・知的または身体(内部障害を含む)に政令で定める程度以上の障害がある児童を監護している父母又は養育者に対して支給される国の手当です。
傷病手当金
会社等で仕事をしている方が、業務外の理由による怪我や病気が原因で仕事が出来なくなり休業した場合の所得補償として、健康保険から給料の約3分の2が支給される制度です。
高額療養費
病気や怪我で医療機関にかかり、医療費が高額になった場合、申請することで高額療養費として支給されます。
具体的には、同じ人が同じ月内に、同じ医療機関で一定額(自己負担限度額)を超えて一部負担金を支払ったときに、その超えた分が高額療養費として支給されます。
後述の限度額適用認定証と異なり、一旦医療費を全額(3割負担分)支払ってから後に還付を受ける形になります。
限度額適用認定証
申請し、交付を受けて医療機関窓口に提示することで、一医療機関における医療費の支払いが一定額(自己負担限度額)までとなります。高額療養費制度のように、一旦医療費の全額を納めたり、還付手続きをする必要がなく便利です。